いつもの日々を楽しもう

わたかぜの忘備録。映画、アニメ、小説などの感想をメインに

くそったれな幻想世界―― 『CHAOS;CHILD』(カオスチャイルド) 感想 TRUEルート

妄想科学ADV「CHAOS;CHILD」Official Website 現在アニメ放送中のカオスチャイルド。妄想科学アドベンチャーシリーズの第4作目です。原作がセール中で2000円。安さに釣られやり始めたらめちゃくちゃハマってしまい、ずっとやってました。シリーズの中でプレ…

響け!ユーフォニアム2 第11話 「はつこいトランペット」 感想 麗奈の力強さ

9話で滝先生の机に置いてある写真から終に奥さんの存在に気付いてしまった麗奈。 今回は麗奈の初恋が終わってしまうお話です。 一応9話から伏線が張ってあったとはいえ、30分で失恋から立ち直った麗奈の力強さには憧れます。 麗奈の揺れ動く瞳が何度も出てき…

「この世のすべての不利益は当人の能力不足」 この言葉の魅力と欠点

『東京喰種』のヤモリの言葉です。この言葉は、7巻でヤモリが主人公を監禁している時に出てきます。第2部の:reでも今度は琲世から同じ台詞が出てきます。ヤモリは自分の拷問経験からこのことを学びました。 残酷だけどかっこいい魅力的な言葉です。 ・喰種の…

響け!ユーフォニアム2 第10話 「ほうかごオブリガート」 感想 本音と建前

あすか先輩が遂に部活に戻ってきました!麻美子さんの問題も解決し、やっとひと段落して落ち着いたのを感じています。EDのヴィヴァーチェが染みる染みる。 6話から始まり10話まで、とても楽しい1ヶ月でした。 前回9話ではあすか先輩は久美子を家に招き、自分…

『やがて君になる』 感想 愛こそが人生で1番大切なもの。互いに依存する素晴らしさ

人生で1番大切なのは愛! 古今東西、愛をテーマにしたお話は沢山あります。寧ろ、愛が存在しない物語などないと言っていいかもしれません。 この世界には、男女の恋愛は勿論、親子愛、師弟愛など色々な関係の愛が存在します。友情も一種の愛です。相手を慈し…

小説 『屍者の帝国』 感想 複雑化した情報は質量を持つ

www.kawade.co.jp 伊藤計劃さんと円城塔さんの共著。 伊藤計劃さんが序章を遺し早逝された後、円城塔さんが完成させました。 伊藤計劃さんの作品はSFな世界観とその中で論じられる哲学的なテーマが魅力的で好きです。 しかし、正直に言うと今作はごちゃごち…

響け!ユーフォニアム2 第9話 「ひびけ!ユーフォニアム」 感想 ユーフォっぽい久美子

前回は久美子の音楽の原点が明らかになりましたが、今回はあすか先輩の原点が明らかになりました。 あすかが久美子にこのような話をする気になったのは久美子が”ユーフォ”っぽかったからです。 ・「黄前ちゃんらしいね」 夏妃先輩の言葉ですが、これはアニメ…

響け!ユーフォニアム2 第8話 「かぜひきラプソディー」 感想 久美子の原点

こんにちは。 曇り空の中、物語が着々と進んでいった第8話。 相変わらず部活を続けられるのかわからないあすか先輩の話が遅々と進む一方、今回は久美子の音楽の原点である姉の麻美子について焦点を置いた話でした。 ・今まで"我慢"してきた麻美子 実家に戻っ…

音楽の2つの楽しみ方

昨日見た乃木坂工事中で、乃木坂46のメンバーがバナナマンにオススメの一曲を紹介するというのをやっていました。メンバーは曲と共に何で紹介したのかを語っていたのですが、そのほとんどの理由が歌詞だったのに衝撃を受けました。 歌詞が好きで音楽を聴いて…

アニメ「東のエデン」 感想 ニート&ニート&ニート

東のエデン 監督:神山健治 キャラクター原案:羽海野チカ 攻殻機動隊の神山監督とハチクロの羽海野先生のタッグによる作品。代表作のイメージが全然違うので結構衝撃。まどマギの虚淵蒼樹タッグみたいです。羽海野先生は現在放送中のアニメ「3月のライオン…

映画「メメント」 感想 記憶の不確かさ

クリストファー・ノーラン監督による映画。同監督のインセプションがとても面白かったので見てみたという流れです。インセプションの方は誰にでもオススメしやすいSF映画でしたが、今作は全く逆のタイプでした。 この映画のポイントは時系列。冒頭のシーンか…

映画「グラン・トリノ」 感想 人生の終わらせ方

wwws.warnerbros.co.jp 2008年に公開。クリント・イーストウッド監督の名作。主人公もイーストウッド自身が演じています。 とにかくウォルトがかっこよかった!評判が良かっただけに期待外れに終わると嫌だなあと思っていたのですが、十分良かったです。長い…

小説「虐殺器官」感想 人間の持つ"良心"はどこから来たのか

こんにちは。 前の記事に引き続き伊藤計劃さんの小説です。 ”ことば”や”死”が一番のテーマだと思いますが、ハーモニーと同じように人の”意識”もテーマにしており、そのテーマに対して独自の解釈で展開されるストーリーはとても面白かったです。 今作はそのよ…

小説「ハーモニー <harmony/>」感想 ”完璧な”人間の先に待っているものは

伊藤計劃さんのSF小説です。 約一年前に一度読みました。その時期に映画も公開されましたが、小説だけでかなり満足したのと公開映画館の少なさ、あまりよい評判を聞かなかったのもあって見に行かず今に至ります。 伊藤計劃さんの別作品「虐殺器官」の映画も…

アニメ「selector infected WIXOSS」 & 「selector spread WIXOSS」 感想 選択者の理

2014年4~6月、10~12月に放送された分割2クールのアニメです。 現在放送中のLostorage incited WIXOSSの前作にあたります。 Lostorageの方を見ているうちに懐かしくなって見返したのでその感想をと。 当時はアニメのOPが良かったからという理由だけで見てた気…

映画「永い言い訳」感想 人生とは他者である

永い言い訳を見てきました。 西川監督の作品は初めて見ましたが面白かったです。 海町diaryの是枝監督のお弟子さんだと知ってあの作風に納得。 あらすじ(公式HP) 津村啓こと衣笠幸夫(きぬがささちお)は、妻が旅先で不慮の事故に遭い、親友とともに亡くなっ…

映画「アメリカン・ドリーマー 理想の代償」

1981年のニューヨークが舞台の映画。当時のアメリカは不況の真っ只中で、NYはとても治安が悪かったそうです。原題の"A Most Violent Year"もそれを表してますね。地下鉄の落書きとかの町の描写で荒れっぷりがわかります。 公式サイト 1981年、NY。犯罪と暴力…

映画 「スポットライト 世紀のスクープ」 感想 カトリック教会の隠された真実

カトリック教会の神父の子供たちへの性的虐待の事件を報じた新聞記者たちの話。 新聞記者が事件の当事者たちを訪ねインタビューをする、ひたすらその繰り返しです。事件の全貌を明らかにする過程を地味ですが丁寧に描いていました。 "神父の全体のうち6%が性…