いつもの日々

わたかぜの忘備録。映画、アニメ、小説などの感想をメインに

音楽の2つの楽しみ方

昨日見た乃木坂工事中で、乃木坂46のメンバーがバナナマンにオススメの一曲を紹介するというのをやっていました。メンバーは曲と共に何で紹介したのかを語っていたのですが、そのほとんどの理由が歌詞だったのに衝撃を受けました。

 

歌詞が好きで音楽を聴いていること自体は別に普通の事だと思うのですが、あまりの数の多さに驚きました。あの年代の女性にとっては歌詞が音楽を聴くときに1番大事なポイントなんですね。

 

私はテンション上げたい時に音楽を聴くタイプです。日村さんも同じような事言ってました。

それだけに余りに考えが違いすぎて新鮮でした。

 

・歌詞の何がいいのか

歌詞は文字だけで見ると詩と同じです。それを音に乗せて歌うから歌詞になる。

歌詞を作った人の考えや思いが歌となって聞く人に届く。ただ喋ったり朗読するより伝わりやすいんでしょうね。だからこそミュージカルとかでもただ喋るのではなく歌で思いを伝える。

 

・歌の持つメッセージ性

私が歌詞を重視出来ないのは感情移入できないからです。どこの誰とも知らないミュージシャンはもはや他人。他人が言っている事に強い興味を持てるかというと厳しいものがあります。普通に音を聴いてる方が楽しいからそれ以外に余計なリソースを割くのがだるい。

またそういうメッセージは歌詞を聞くよりも本や映画、アニメで登場人物に感情移入しながら理解する方が自分にとってはすごい楽しいというのもあります。

 

そりゃちょっとは聞く気になるときもあるけど、あくまで音を楽しみ尽くした後の話でよほどパンチのある歌詞じゃない限り意識を向ける事はないです(キュウソネコカミとか)

 

映画やアニメので使われる歌の場合はストーリーにも関係ある場合が多いので歌詞にも注意して聞くようにしています。いますが…普段の癖が抜けなくてやっぱり途中から音楽と映像しか追いかけなくなってしまいます。

同じ理由で舞台を見に行くときも苦労します。

 

君の名はの前前前世とか歌詞がすごい大事なのに気づいたら歌詞追ってなかったです。見終わった後、歌詞を検索してわざわざ見ました。

普段から歌詞を聞く癖つけてればもっと面白かっただろうなと思います。あの映画キャラがセリフを喋っている間でも容赦ない音量で歌流すからセリフが聞こえづらいったらありゃしない。そんだけ歌詞を重視してたって事なんだろうだけど。

君の名はのヒットは10代女子のそういう音楽観にピンポイントで刺さったからというのもあるのかもしれません。そこから口コミで一気に広まったって感じ。

 

 ・音楽の聴き方を変えたい

音楽を聴く時に歌詞を重視できるという事は、音と詩をどちらも楽しめるという事です。羨ましい!

歌詞はあまり楽しめないけども、ちゃんと歌詞も聞く癖をつけて行かないとなーと思った次第でした。